アクステ(舞台アクダマドライブ)再演祈願ブログ

これはアクダマドライブに脳がやられた人間による再演祈願布教ブログです。

本田礼生さんのオタクとして舞台を見にいって座組みまるごと大好きになって帰ってきたこの楽しさを伝えたい〜!

 

みなさんは予定調和のハッピーエンドに飽きてませんか?あまりにもわかりやすすぎる説明にうんざりしたことはありませんか?

舞台アクダマドライブは、未完成を愛でるコンテンツではなく完成されたものを全力で享受するコンテンツです。

私は昭和のつかこうへいのような、これでもかと情報がパンパンに詰めこまれた着いていくのが精一杯な舞台が一番好きなのですが、2.5次元舞台はやっぱり原作ありきのものなのでどうしても舞台初見の人向けに説明的なセリフがはさまることが多いと思います。それは親切な反面、原作知ってる人からしたらいやもう知ってるんだが…となりかねないポイントで、私は製作側から気を遣われている感じが苦手でした。(舞台たくさん見に行ってるオタクのみなさんは、大なり小なり同じ物足りなさを感じたことがあるのではないでしょうか。)

だから、説明は極力飛ばして、説明を役者の表現に任せるアクステのバランス感覚がめちゃくちゃ大好きです。漫画の例えで恐縮なのですが、推しの子。という漫画の中で2.5次元舞台をやるストーリーがあります。脚本家と原作の作者が「ここの説明セリフは削って役者の表現に任せちゃおう!」ってきゃっきゃしながらセリフをガンガン削り、主人公たち役者が全力でその脚本に合わせにいく激エモシーンがあるのですが、きっと推しの子。の作中劇の東京ブレイドの脚本はアクダマドライブの脚本みたいだったんじゃないでしょうか。そう思わせるレベルでアクステの筋書きは原作から結構変わっているはずなのに、出演者が全員表現も歌もダンスもアクロバットもドチャクソに上手いから、最終的に受け取る読後感としては原作通りの最高の人間ドラマでした。

 

色々とすごかったところはあるのですが、一番お伝えしたいのは演出つめつめのスピード感です!舞台を見ている間、最初から最後までそんな演出見たことない!って工夫が次からつぎ飛び出すのが本当にすごい。猫ちゃんさんの体さばき、役者によるステージ上のライブカメラ、アンサンブルのみなさんの華々しい見せ場の数々、煙が出るタバコ、ウサギちゃんサメくんのパフォーマンス、推しが狂うシーンなどなど、なにそれ!?と思うことを挙げたらキリがないくらい。パンフレットを見たらアンサンブルの方々は超実力派のダンスチームの方だったり、シルクドゥソレイユへの出演経験がある方など、マジの「ヤバい人たち」が集まっているようです。本当に最高 座組み丸ごと愛した。このままのメンバーで再演を希望します。

その他にも、アニメでカットに分けて表現されてた心情表現が舞台の上手下手で同時に行われていたりと、今そこに生きてるリアルなスピード感を味わうための最高な演出が詰め詰めに施されています。

本当に最初から最後まで見たことないものが見れる。私はずっとこんなエンタメが見たかった!!!サイコ〜〜の観劇体験できて幸せです〜この後もたくさん見に行きます!

 

そして!!週末暇してるな〜というみなさま!!!東京公演は21日(月祝)まで、大阪公演は26日(土)、27日(日)の2日間行われるので、ちょっと興味あるな〜という方は見にいってみてください〜!絶対虚無にさせないです!

27日の大楽は配信もあるので、現地に行くまででもないな…という方はこちらもぜひぜひ見てください!

https://event.spwn.jp/events/22031027-akudama

※公演終了後は配信チケットが買えなくなるので注意です!

 

知名度が低めなだけでマジでめちゃくちゃ良い舞台なので全人類に見にいってほしいし、多すぎる要望にお答えして機材席一部開放してほしい。物販で「完売です!」って声が聞きたい。そしてゆくゆくは再演も!!!!してほしいなあ!!!!

ここまで!終わる前から再演を希望するオタクのダイレクトマーケティングブログでした。

みなさんぜひ観劇話ご検討ください〜!